入院生活
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入院生活
母子同室
当院では、ご希望があれば母子同室をすることができます。
赤ちゃんとお母さんが一緒にいることで母子相互作用を深めることができ、退院後の育児に自信が持てるようになります。(お母さんの体調に合わせて新生児室でのお預かりもできます。)
《母子同室のメリット》
《お母さん側》
●オムツ交換や抱っこ、授乳を多く経験するので、早く育児に慣れることができます。
●赤ちゃんの授乳のペースをつかむことができます。
●赤ちゃんとのタイミングが合うので授乳がスムーズにできます。
●赤ちゃんの笑顔や泣き声はお母さんのホルモンを分泌させ、子宮収縮を促し母乳の分泌を増やしてくれます
《赤ちゃん側》
●お母さんとスキンシップがはかれます。
●お母さんといつも一緒にいることで安心感があります。
●お乳をのみたいときにいつでも授乳してもらえます。
※感染予防の観点から母子同室は個室のみとさせていただいております。(面会制限時は、どなたも面会できません)
個室料金 (1日につき) |
市内在住のかた:7,000円(税抜) |
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市外在住のかた:10,500円(税抜) |
母乳育児
外来保健指導から乳房、乳頭の手当、乳房マッサージについて説明しており、母乳育児がスムーズに行えるように、スタッフがお手伝いします。
沐浴・調乳支援
沐浴は、ご自分のお子さんの沐浴をして頂いてご説明しています。また、お母さんが退院してからの生活や育児に自信を持って取り組めるように、産後の体の変化や育児についてのポイントをご説明しています。
骨盤ケア
骨盤ベルトやさらしを正しく使用することで、丸い軟らかい子宮に整える事ができます。良い子宮環境を準備してあげると、赤ちゃんは心地よく発育する事ができると言われています。私たちは平成20年度から産前産後の骨盤ケアを行っています。
ベビーポジショニング(丸抱っこ)
10ヶ月間、子宮の中で丸くなっていた赤ちゃんにとって、生まれてから平らな所に寝かされる事は苦痛を伴うものです。赤ちゃんが自然な形で健やかに育つように、私たちは子宮の中での赤ちゃんの姿勢を重視した、ベビーポジショニングについての取り組みを行なっています。
赤ちゃんを丸く抱っこしてあげたり、丸く寝かしてあげることで、緊張が緩む為、おっぱいを良く飲み、機嫌よく過ごすことができます。詳しい抱っこの方法や授乳の仕方など、丁寧にご説明させていただいております。
聴力検査(AABR・・・自動ABR検査)
生まれつき聴力障害を持つ赤ちゃんは1000人に1~2人と言われていますが、症状を訴える事が出来ないため、2歳前後になって初めて聴力障害に気付く事も少なくありません。当院では出来るだけ早い段階で適切な療養を受けられるように、「耳の聞こえ」の検査を行っています。
赤ちゃんが眠っている時に、ヘッドホンの様な形の物と、3ヶ所に小さな電極を貼り付けて行いますが、赤ちゃんには全く影響なく、痛みも伴いません。費用も分娩費用に含まれています。
小児科診察
出生された赤ちゃん全員に、小児科と連携し、入院中に小児科の医師が診察をしています。
生後5日目以内の赤ちゃんに、小児科医の診察を受けることで、安心につながります。
入院期間
通常分娩は、入院期間は分娩日を含めて6日目に退院です。
帝王切開は、入院期間は分娩日を含めて9日目に退院です。
お母さんの状態によっては、異なる場合もあります。
お食事
妊産婦食
妊産婦さんのご意見を取り入れて、心と身体にやさしく、見た目にも楽しいメニュー作りをしました。
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朝食
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昼食
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夕食
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お正月メニュー
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お祝い膳
出産後のお母さんには、分娩で消耗した体力を回復するためにバランスのよい食事が必要です。
そこで、魚や肉、卵などのたんぱく質とビタミン・ミネラル・食物繊維の豊富な根菜類・海藻類・きのこ類のほか、季節の野菜をふんだんに使用し、美味しくヘルシーなお食事をご用意しました。
もちろん赤ちゃんにとって美味しい母乳がいっぱいでるような食事です。入院中に1回、お祝い膳もご用意しております。